翻訳者になるまでのいきさつ、その後

私、八神が翻訳者を目指したきっかけ、実際になるまでの道のりについて、簡単に記載したいと思います。

翻訳者になる前に何をしていた?
翻訳者になる直前の仕事は、一般企業の法務部に8年ほど勤務していました。そこで主に契約書作成・審査などに従事していました。英文契約を作成したり審査したりする機会はあまりなかったのですが、それでも勤務最終年に極めて長文の英文契約の審査を担当したことをきっかけに、「あれ、これ独立して仕事にできるかも?」と思うに至り、翻訳業をめざすことにしました。
==== 英語力について
日本生まれの日本育ちで、日本語オンリーの環境で生活してきたので、英語が得意なわけがありません(笑)。ただ、大学4年生のときに1年間休学し、語学留学をしました。帰国後受験したTOEICのスコアは875で、その約15年後、久しぶりに受けたTOEICのスコアが870でした。その後半年、週あたり10時間くらい英字新聞を辞書を引きながら精読する、という勉強法を続けてから再びTOEICを受けたところ、スコアが970になっていました。
ただTOEICのスコアは結構よくても、英語力は今でもそんなに自信がありません。英会話は壊滅的だし、洋画を見ても半分くらいしか理解できません。「翻訳者を目指そう」と思ったときにリスニングとスピーキングは切り捨て、翻訳業に必要な英語力だけを鍛えよう、と決心し実行しました。

翻訳者になるための学習法
会社を辞める少し前から、翻訳学校で週1回1時間半、期間半年の実務翻訳コース(通学)を受講しました。会社を辞めてからは、翻訳会社のwebページで翻訳者を募集しているところを見つけ、複数社に応募しトライアル(登録試験)を受けたところ、いくつか合格を出してくれる会社もあり、仕事も少しですが取れるようになってきたので、仕事をしながら、他の翻訳学校の通学講座や通信講座も受講しました。
会社を辞める時点でTOEIC970というスコアを持っていたので、いきなり翻訳学校を受講しましたが、もしその時点でもっと英語力が低ければ、いきなり翻訳学校には行かずに、基礎的な英文読解の練習から開始していたと思います。(翻訳学校も、安くはないですからね・・・)

トライアル合格後
1年目から何社かはトライアルに合格を出してくれて、そのうち1社からは実際にお仕事もいただけるようになったのですが、まだ比重は翻訳学校の勉強の方がずっと重かったです。
開業2年目は、とても幸運なことに翻訳の収入だけで食べていけるようになりました。ただ売上のほとんどを翻訳会社1社に依存していたこともあり、その会社からの仕事が減った開業3年目には翻訳の収入だけでは食べていけなくなり、貯金を崩して生活しました。開業4年目からはふたたび軌道に乗り、翻訳の収入だけで食べていけるようになり、今に至ります。

翻訳分野について
私の場合、法律関係という専門分野があったので、当初から法律、とくに契約関係のお仕事をいただくことが多かったです。そこからビジネス全般(社内規定、会計、財務など)に範囲が広がっていった感じです。英日・日英という観点からは、開業3年目までは英日のみ、開業4年目以降は英日・日英両方を受注するようになりました。日英の割合がどんどん増えて、今ではおおよそ英日2:日英8の割合です。(了)

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